今回は、ややダーク調。 私的リーダー考も入ってます。それでもよろしければ。 |
アジト爆破の件ね…。ここ、同人誌でも描きたかった部分なんですが。 無茶っていうより、自殺行為に近い気がするよ…。 いや、「スプーキーズの仲間のために! 危険をかえりみず漢気を見せる!」 …って見方もわかるけど。オイラもそーゆーノリ、大好きだしね。 けど、状況にもよるでしょ。 「トレーラーの中に、誰か閉じ込められてて…」とかなら、わかるんだけど (ハリウッド娯楽アクション映画的だー!・笑) あと「シックスは爆弾解除のエキスパート!」とかならね… 状況も違ってくるけど。 いくらアジトでも、命には換えられないって。 |
シンゴの奴ね、やっぱ自分の命を大切にしてないよ。 桜井さんも…。 決して積極的にじゃないんだけど、『いつ死んだって構わない』みたいな所がうっすらと見える。 人生に対する「あきらめ」と取るか「覚悟」と取るか…。 どちらも表裏一体なんだろうけど。 まあ結果的には、リーダーが残った事で、シックスも真剣に「生還しなきゃ」って考えざるを得ない状況になったと思うんですが。 自分はともかく、リーダー巻き添えにする訳にはいかないもんね。 桜井さんは、そこまで考えて残ったのか? |
…いやー。ここは煩悩に走りましょう。 桜井さんはね、シックスを信頼して残ったの! それも「信頼した結果、命を落とすかもしれないのを覚悟の上で」ね。 桜井さんにとって、スプーキーズの仲間との信頼関係は、命を賭けてもいいほど大事なもので。 その根っこには、門倉との確執があったのでは…と想像してみるんですが。 |
正気の門倉(アザゼル戦直前)って、どことなく桜井さんと似てる感じがする。 優しげで、理想家肌な所が…。 たぶん、親友であり、いいライバルだったのでは、と。そんな気がしますよ。 ところが。 マニトゥ見つけて、門倉は変わっちゃったんだろうな。急激に才能を発揮しだすと同時に、人格まで…たぶん、あの通信みたいにあからさまに桜井さんを蔑んだりしはじめて。 無二の親友が、いきなりこうなったらね…キツイよ。 それまでがイイ奴で、信頼していればいるほど、余計にね。 …人間不信になっても、おかしくない。 嫉妬や羨望、劣等感とも戦い続けて… やっと築いたのが、「スプーキーズ」で。 だから、桜井さんはスプーキーズを、単なる「腕利きハッカー集団」にしたくなかったんだと思う。 本当に欲しかったのは、仲間との信頼関係で…。 それを甘いと言っちゃ、あまりにも哀しいんだけど。 「甘い」って事は、誰よりも桜井さん自身が判ってたんじゃないかな…。 だから。「みんなが進む道を見つけたら、スプーキーズは終わりにしよう」と決めていて。 それが、あんな事に…(泣) |
次回は、アルゴン精工。 趣向を変えてプチノベル…というか、ポエムです…。 (続く) |
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