まあ、むやみに正義感が強いってのもハタ迷惑ではあるんだけど。 ユーイチ(本編)も、ランチ(全書2)も被害こうむってるしなー。 「45口径振り回して、イキがってるヤツのどこが正義感!?」と言われちゃ仕方ないんですが(汗) いや〜、詭弁を承知でフォローしてやるか…味方が誰もいないんじゃ、かわいそうだしな…ってこればっかだけど。 ま、惚れた弱みっつーか、ココはそういうコーナーですんで(笑) 「詭弁はいーよ」って大人の方は、また飛ばして下さいませ。 |
「全書2」知らない方のために、簡単な説明を。 付属のサウンドノベルで、スプーキーズ結成にまつわるエピソードが入ってまして。(プレステ版では未発売なんで、あまり気にしなくてもよい話だと…・笑) ちなみに、ココでは この部分だけ押さえとけば、まあよろしいんじゃないかと…。 |
このサウンドノベル中の、迫真悟(16)くん。 完全に銃刀法違反ですね。 「ハッカー取り締まる前に、コイツを取り締まろうよ」って話は、よく聞きます。 オイラも賛成! 危ないって!!密かにコレクションしてるだけならまだしも、街中(たぶん倉庫街だけど)で発砲しちゃヤバイって!! 武器を振り回す事の、意味と怖さを分かってない。 そういう危うさを感じます。 天海市の陰謀を相手取るのに『機械より、武器を揃えた方がいいんじゃない?』って言葉が、端的にその危うさを表してますな。 直後、スプーキーに『スプーキーズの目的は、戦争じゃないんだ』って、たしなめられてますが。 …ホント、ここはフォローの余地ないな、全く…。 ま、まあ先へ進みましょう…。(ニッコリ) 衝撃的な(笑)『ゴキブリ』発言に至る経緯を、オイラ的に検証してみたいと思います。 |
あれはねー、ユーイチの言い方がイケなかったのでは…。 “無法者ハッカー二人組(恐い顔のドレッドとアフロ・笑)に、かよわい善良な女の子(ヒトミちゃん…・笑)が誘拐、拉致された!” とか、大騒ぎしたんじゃないかと…。 たぶんね、話を聞いたシックスの第一声は 「ケーサツ行けばぁ?」 (注:おもいっっっきり他人事〜って感じの口調でね) …ありそうでしょ、アハハ。 警察じゃダメなんだ、って力説したろうね、ユーイチは。 警察呼ぶと、ハッカー(=犯罪者)である主人公まで、ヘタすりゃ一緒に捕まっちゃうし。 「あんなヤツらを野放しにしてたら、オレたち無関係なハッカー(善良な一般ハッカー?)までヤバくなっちゃうよォ!!」 と、そこで天海市内不良少年ハッカーズ(笑)としての仁義を説かれでもすりゃ、単純なヤツとしては放っておけんでしょう。 (自分にも降り掛かってくる問題だからね。) 「それで拳銃がいるんだな!?よし、おれが一肌脱いでやろーじゃんっ!」 おれのウデを見込んでの依頼か…なんて、仕事人気取りで得意満面。 そのうえ、 「スゲー! オレ、本物の拳銃って初めて見たよ! カッコイイ!」 とか、あの目を輝かせたユーイチスマイルで言われた日には… (コレクターって、自分のコレクションを誉められると弱いんだよ) …ぷぷぷ。舞い上がっちゃったんだね、単純だから。 |
マジで発砲する気があったかどうか。…これも、疑問ですな。 高架下とか、目立たない場所で試し撃ちくらいは、普段からやってそうだけど。 ここもオイラの想像(妄想)ですが。 主人公が動きを見せるまで待機してて、いざという時に「動くな!」って、やりたかったんじゃないでしょうか。楽してカッコイイとこ見せるっつーか。 ところが、その前にランチに気付かれちゃったんでしょうな。 そりゃ目立つでしょう、あの色彩じゃ。全身白と、黄と黒のシマシマ!(爆) 「何やってんだ、お前ら」 振り向いて、立ちはだかるランチ。 これはビビりますよー。背も高いし、あの風体。 おまけに、自分達も濡れ衣で逃げ回ってて頭に血ィ上ってますからね。 「ガキの遊びに付き合ってるヒマねぇんだ!」とか凄んだ可能性、大いにあります。 シックスのヤツ「ヤベッ!!」と思ったでしょうが、後ろにはユーイチ君の期待に輝くまなざしが。これは、逃げられません。 「バカにすんなよ。オモチャかどうか、よく見てな」 ってんで、バーンと威嚇射撃しちゃったんじゃないかな〜…というか。 そりゃビビリますよランチは!! いきなりワケわかんない奴らにつけられて、「何だ」って言った途端に発砲されちゃあ! そして、相手がビビったのを見るなり、急に強気になるシックス。 なんせ相手は “信号機の誤動作、バンク侵入など悪事を重ねた上に、ハッカーに向けてウイルス流し込んだ挙句、無関係の女の子を誘拐した”(ユーイチ談) ような、とんでもねぇ悪党ですからね(笑)遠慮はいりません。 そりゃ『ゴキブリ』でしょうとも、ねえ…。(苦笑) (注:いくら悪党でも、人に銃口を向けちゃイケマセン。) |
で、あとでよく事情を聞いてみりゃ…ちょっと(大分?)違ったわけで。 「何よ〜。それじゃおれ、まるっきりアホみたいじゃん? っつーかおれ、みんなにアブナイ奴だと思われちゃってるわけ!?」 (「違うのか?」とツッコまれても仕方ないってばさ!) 舞い上がってた自分が、急に恥ずかしくなるという。客観的に自分の行動を振りかえって、恥じる理性はあるんだね。 そこで「元はといえば、アイツのせいで…」 大恥体験に赤面するあまり、ユーイチに八つ当たり。 …で。『まったく、変な奴につかまっちゃったよなぁ』 なんじゃないかな、と。 今さらごまかしたってねぇ…。みんなアンタの“ヤバそうな奴”って印象の方が、ユーイチの印象よりずっと強烈だっつーの! |
またフォローにならなかったよ…。しょうがないなぁ(爆) ま、銃刀法違反の件ね。 あれ、多分ハッカーズの舞台設定が 「近未来、アメリカ的社会状況に近づいた都市」を想定してるからじゃないか、と思いますが。 未成年でも指名手配されちゃってるしね。 たぶん、銃の所有権が解禁されてたり。(これだけは、将来ありえないと思いますけどね。) …で、高校生が学校で乱射しちゃったり、とか。 そういうニュース見てシックスのヤツ、呟いてそうですね。 「バカが…。銃のホントの使い方は、そんなんじゃねぇっての」 とか。自分の事は棚に上げてね。 まあ、それもまた、あくまで私的な想像なんですけれども…。 |
でも、あのサウンドノベル、ちょっとオイラには解りづらかったッス…。 『スプーキーズの存在自体が、情報社会の落とし穴』って…???(汗) 主人公は解ったんだね、頭いいや。さすがハッカー。でも 『解散が目的のハッカーグループって事さ』 せっかくの助け舟ですが…まだわかんないよ(冷汗) 『それって、自分達を否定してるんじゃ…』 すんません、オイラ頭悪いんで…(脂汗) どなたか、わかるように説明して下さる方、いらっしゃいましたら、教えていただけると助かります。 …いやあ、本当にわかんなくてさあ…。教えてプリーズ! |
長くなっちゃいましたが、無理矢理つめこみました。本編じゃないしね(苦笑) 次回は本編に戻って、エリカ戦前後の考察です。 (続く) |
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