私的シックス考〜ハッカーズ・プレイ日記


7.シックス=意外とナイーブ?(VRホラーハウス1)



「馴れ合い」発言以後、シックス宅に行って、スプーキーズ以外のヤツの日常について考えてみる。

ホラーマニアで、ガンマニアで、ハッカー
うーん、マニアック(しかもダーク)だね〜。
(いや、メガテニストのオイラも人のこと言えた義理じゃないんだけど…)
そのマニアックさと、活発そうな印象ギャップがね…「馴れ合い」発言で、ばーっと想像が広がったんですが。



アイツ、学校で“仲間”って呼べる友達いるのかな?
馴れ合い的なつきあいを軽蔑してるとこからして、うーん…。
たぶん、そこそこ目立たない普通の高校生を演じてるんじゃないか、と思うんですが。
本当に「自分」を出せるのは、趣味の世界くらいで… でないと、あんなディープな趣味に走らないって。

それも、孤独な趣味
ネットにしろ、コレクションにしろ、一対一の個人の世界だもんね。
特にネットなんて、顔の見えない世界。華奢な体格の高校生だからって、なめられる事もない代わりに… つまるところ、生身の自分自身を表現できるわけじゃない
根が淋しがり(だよね〜アレは☆)で、派手好き(あの服とか!)な人間にとって、これはツライですよ。

そう思えば。
スプーキーズって、ヤツにとっては特別な意味を持った世界だったんじゃないか。
唯一、自分を偽らずに出せる、生身の人間関係があるわけですよ。現実社会との接点というかね。
ひょっとすると、あれだけ人懐っこく(まぎれもなく、ヤツの地だよ・笑)言いたい放題言ってるのは、 スプーキーズの中(…と、ビデオマッスルも入れとくか)だけなんじゃないかというのは…深読みしすぎですかね?
そのスプーキーズを、抜けるって言っちゃったんだよね。
シックスのヤツ、自分から…。
これは、かなり痛々しいな…。



次回は、いよいよホラーハウスの考察、本題です。

(続く)



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