今回の「リングにかけろ2」感想。(COUNT 79〜86)


■スパジャン買いはじめた02年8月分(62話)から書いてます。随時更新。
■感想は、アホなファンの独断に満ちた駄文です(笑)そのつもりでどうぞ。
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COUNT 79 【デッサン】10(2003.05.14)号
【あらすじ】凄まじいパンチで重傷を負ったシシリアンダンディを見つけた麟童は、ネロを詰問する。画学生だと自己紹介して「そんな腕力はありません」と冷たく言い切るネロ。いっぽうイタリアのシシリアンダンディ達は、ブルータスがネロに返り討ちされたという報せに戦慄していた…。一菜がネロのモデルになったと美術展会場で知った麟童は、ネロのアトリエに連れ戻しに向かう。裸婦デッサンを見つけて息巻く麟童だが、ネロに心酔する一菜は耳を貸そうとしない。翌日、練習に身が入らない麟童に事情を聞いた石松は、恋にもボクシングにも煮え切らない麟童を叱り、愛想を尽かせた様子で立ち去る。その頃、ネロのアトリエでは一菜が服を全て脱ぐことを命じられ…。
【感想】 ネロ君、予想以上に冷酷そうな性格ですな〜。本心を出さないあたりがまた、不気味さを誘っております。これは手強そうだな〜♪
一菜ピ〜ンチ!ですが、果たして「マリア像」のモデルで裸になる必要があるのか???
ところで兄ちゃんたち、ネロは「Jr.マフィアの世界が恐ろしくて絵画の世界へ逃げ込んだ」と言ってますが、実はあの趣味悪いコブラとTバックの世界がイヤだったんじゃ…。⇒語りを読む
COUNT 80 【プロポーズ】11(2003.05.28)号
【あらすじ】夫になる男にしか肌を見せられないと裸婦モデルになることを拒む一菜に、ネロは愛を打ち明け結婚を申し込む。そのころ麟童は、助けられた礼を言いに現れたブルータスから、ネロが次期首領に指名されたつわものだと聞き、ふたたびアトリエに駆けつける。そこへ、シシリアンダンディがネロに報復するために現れ…。アトリエに投げ込まれたダイナマイトを追って飛びこんだ麟童は、プロポーズの件を知ってはっきりと一菜への気持を宣言した。あきらめかけていた麟童の心を知って喜ぶ一菜。拳銃を構えて殴りこんだシシリアンダンディを一瞬で叩きのめしたネロは、「ぼくを怒らせた者は誰でもこうなる」と鋭い目を麟童に向け…。
【感想】 麟童〜。「ネロがプロポーズした、じゃオレも」じゃあ、カッコわるいぜ〜 。
「オレのもの」宣言した以上、これからが正念場だ! また炎の教会に飛び込んだ時みたいなカッコイイとこを見せてくれ!…と、とりあえず希望。
サンドバッグの補修跡に、シーザーのことを思い出して感無量です。ある意味惜しいキャラだったなぁ〜。⇒語りを読む
COUNT 81 【絵の中へ】12(2003.06.11)号
【あらすじ】「二度と一菜に近づくな」と言い、麟童は一菜を連れ帰った。それから数日が過ぎたが、なぜか一菜はどんどん元気を無くしてゆき、ついに意識をなくして目覚めなくなってしまう。「ネロの描いた絵に魂を閉じ込められたのだ」と言うブルータスと共に、麟童は再びネロのアトリエに踏み込む。だが、そこに残っていたのは没デッサンと、帰国を告げるメモだけだった。その頃ネロは、イタリアへ帰国した直後の空港でテロリストに襲われていた。危うく軽傷でかわし、取り押さえた男から黒幕を訊き出したネロは、意外な事実に衝撃を受ける。そのころ日本では、一菜の体に異変が起きていた。ネロの持つ一菜像が撃たれたと同時に、突然肩から血を流したのだ。不可解な現象に驚きつつ、一菜の身を案じる麟童はネロを追ってイタリアへ向かった。
【感想】 オカルトですか! そう来ましたか! ううむ…コメントは控えておきます。難しいなあ。ここはぜひともドイツ陣…ジョルジュあたりに、ネロの「魔術」を科学的に分析してほしいものですね。(^^)
麟童が再び旅立ち、いよいよイタリアで試合編に突入!というあたりに期待しています。やっぱり「リングにかけ」てもらわないと!(笑)ところでジャブはマスターしたのか、麟童! ひょっとしてジャブだけで闘うつもりか…!?
テロリストの黒幕が誰なのかも、非常に気になるところですが。それについての感想はこちらで⇒語りを読む
COUNT 82 【黒幕】13(2003.06.25)号
【あらすじ】イタリアの道案内を買って出たブルータスと共に、麟童はネロが好む場所だというサン・ピエトロ寺院に向かう。ちょうどその頃、寺院に立ち寄ったネロの前には、元ドイツJr. のジャコビニと、あのオスカー ユーゲントが現れていた。新生シシリアンダンディの首領であるネロと手を結びたいというのだ。「ぼくは絵を描いて静かに暮らしたいだけだ」と断るネロを、オスカーは自分と同じく、善と悪の極端な二面性を心に持つ人間だと言い放つ。そこへ、同じくネロを待っていた残りの兄たちが銃を構えて現れた。オスカーはネロの動きを封じ、手を組むかどうかと詰問する…! 銃声に驚いて駆けつけた麟童たちが見たものは、倒れている兄弟たちと、同じくネロに一瞬でやられたオスカーたちの姿だった。難を逃れたネロは、父を狙った黒幕の正体を告げるべく、シーザーの病床へ向かった。黒幕とは誰なのか?「それは…シーザー兄さん、あなたです」
【感想】 オーマイガー!(←響ファン心の叫び) 響があれほど命を賭けて闘った相手が、瞬殺ぅ〜!?
いや…きっとオスカーは、あの試合の後遺症でまともに実力が出せなかったんスよ!…てな解釈をすることにして、ひっそり自分を慰めておきます。グスン。けど、今回はドイツファンの方々にも少なからず衝撃的だったのではないでしょうか。
しかしまあ、それだけネロが恐ろしく強いということですかねえ。これじゃ、ジャブだけではちょっと太刀打ちできませんな。このへんで、欧州の覇者スコルピオン再登場を強く求めたいところです!⇒語りを読む
COUNT 83 【新しき首領】14(2003.07.09)号
【あらすじ】シーザーは、殺し屋を雇ったのは自分だと認め、そのいきさつをネロに語る。親父を越えるには殺す以外ない、と思っていたが、日本へ行って了見違いを悟ったこと。空港では本気で父を守ろうとしたが、すでに遅かったこと。だが、ネロを後継者に指名することで、反発する他の兄弟たちとの共倒れを謀ったことや、それが無理だと知ると殺し屋を差し向けたことまで見抜いていたネロは、シーザーを許さなかった。ジュリアーノ邸に駆けつけた麟童とブルータスは、いつもと変わりないベッドの上で、なぜか体にだけ大ヤケドを負ったシーザーを発見する。その治療部屋の壁には、首から下を燃やされたシーザーのデッサン画がナイフで止められていた…。一方、シーザーを倒したことでシシリアン ダンディの首領となったネロは、警護に駆けつけた親衛隊を冷たく退け、ひとりでアトリエにこもる。彼の芸術である「一菜像」を完成させるために…。
【感想】 ナイフで絵を刺すのと、燃やしちゃうのと、どっちが残酷なのか。
そこんとこネロ君にちょっと訊いてみたい気がいたします。よっ、この悪魔っ子!(笑) …しかし…ホント、こんなヤツに勝てるのか麟童〜!?
このおっそろしい怨念と執着に対抗するには、それに負けないくらい熱い魂と真心でぶち当たってくしかない気がするんですが。むしろ拳よりも、それに乗せた心の方が大事、みたいな…。けど、それ以前に単に拳だけでも実力差ありすぎだしな〜。マジどうすんだろ…。
しかし、ここんとこ全然「リングにかけ」てないのが悲しいな〜。ひさびさにGMも見たいけど、ジャブをマスターするまで無理っぽいしなァ…。いや、ストーリー的には、今、かなり面白いんですけどね。⇒語りを読む
COUNT 84 【幻の左】15(2003.07.23)号
【あらすじ】麟童とブルータスは、ネロのアトリエへ急いだ。麟童は左ジャブだけで、次々に立ちはだかるボディガードを倒してゆく。100人以上の護衛を練習台に、ジャブを完全にマスターするつもりなのだ。そのころ、日本にいる石松は、麟童のジャブを受けていた練習用グラブの異変に気づいてハッとする。麟童のジャブには、ただのジャブではない幻のブローが宿っているというのだろうか…!? その時イタリアでは、最後のボディーガードの銃口が、麟童に向けて火を噴いた! 直後、顔を上げたブルータスが見たのは、建築物のはるか上方の壁にめりこんだボディガードの姿だった。一方、アトリエで絵筆を握るネロは、どうしても絵を完成させることができずにいた。まるで一菜が絵に入るのを拒んでいるような手応えに憤り、いっそ絵を燃やしてしまおうか、と呟く。そこへ、息を切らした麟童が駆けつけた…!
【感想】 おおっしゃあああ!!! きたきたきたァーーー!!!
…以上、感想おわり。
って終わっちゃいけませんね(笑)。いや、ホント何も言う事ないもの。文句なしに面白かった! そして、燃えます。
あれはやっぱりブーメラン…でしょうか? 期待どおりに? …だとすると麟童、強力すぎるぜ…!⇒語りを読む
COUNT 85 【ファントム】16(2003.08.13)号
【あらすじ】「一菜が麟童を想っているかぎり絵が完成しない」と知ったネロは、アトリエに現れた麟童を倒そうとする。ネロは正確なデッサンを身につけるために人体の構造を知り尽くしており、相手の動きを予測できるというのだ。麟童のジャブは確実に鋭さを増していたが、手も足も出ないまま、とどめのコーザ ノストラを受けて吹き飛ばされてしまう…! 邪魔者を片付けてアトリエに戻ったネロは、絵の一菜像が涙を流す「奇跡」を見て愕然とする。どうしても一菜が思い通りにならないと知り、ネロは立ち上がった麟童の目の前で、ついに絵に火をかけた。その時、麟童の左腕から一瞬の恐怖を感じるネロ。これはあの剣崎のレフトブロー…ファントムなのか!
【感想】 おお〜。ちらちらスクエアーと思わせといて、「幻の」ファントムでしたか!! これで今度は、ファントムの原理が近々あきらかになるのでしょうか? これはまた非常に楽しみです〜!!
けど、ひょっとして竜児…「伝説のグラブ」以降、もう話に出ないなんてことはないですよね…?⇒語りを読む
COUNT 86 【ぼくの女に手を出すな】17(2003.08.27)号
【あらすじ】その頃ドイツでは、欧州Jr.チャンプのザナドゥに、参謀ヘルガが伝令の報告を伝えていた。「左ジャブのみで100人近い護衛を倒し、ネロのアトリエに乗り込んだ」と聞き、かつてのスーパースター剣崎順のレフト・スーパーブローを連想するザナドゥ…。 イタリアではまさに、そのギャラクティカ ファントムを宿した左拳をネロに向ける麟童がいた。だが、ネロを倒すより先に一菜を助けようと燃えさかるアトリエに駆け寄る麟童。阻止しようとコーザ ノストラを繰り出すネロとの間で、ふたつのスーパーブローがぶつかった! 「言ったはずだぜ、人の女に…手ェ出すなってなァ!!」一菜への想いがこもる麟童の左がネロの拳を押し切り、吹き飛んだネロは岬の突端から海へ転落した。すかさず炎に飛び込もうとする麟童に、ブルータスがアトリエから救い出した絵を差し出す。魔力が解けた絵から一菜の姿が消えている事で無事を知った麟童は、今度はネロの命を救うために岬の断崖から海へ飛び込んだ…。空港から帰国の途につく麟童に、シシリアン ダンディの内紛を収めた礼を言うディノとブルータス。歓待を断り、歩き出す麟童の前にネロが命を助けられた礼を言いに現れる。一菜を救う旅で、ひと回り成長した麟童は新たな知己を得て帰国の途へ…!
【感想】 あらすじ、超〜長くなってスンマセン。今回は内容がギッシリ詰め詰めだったという感じがします。2回くらいに分けても充分いけそうな話だと思いますが…これもコミックス化した時のバランス上の都合でしょうか?
ファントムの背景が剣崎の時と微妙に違うのがまた、期待を持たせるところです〜。ちょっと回転してるっぽくないスかね、これ?
何はともあれ、イタリア編、大団円(一応)にて決着しましたね。今回は2回分くらい語りたいんで、ぜひこちらを⇒語りを読む


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