今回を読んで、考えたこと。



COUNT 71 【シシリアン ダンディ】02(2003.01.08)号

「関係ねぇ」ドカッ!!!
いやぁ爽快ですな!
手の早さは親父そっくりです、麟童。
剣崎って一見クールなようでいて、実はすごい熱さを内に秘めている感じだったんですが。
麟童の場合は…秘めてない秘めてない(笑)
ストレートに火の玉です、ヤツは。
旧作のほうで、竜児が敵方にボコボコに殴られると、凄惨…というか、ホントに可哀想だったんですが。
麟童の場合…どんなにボコボコにされようが、場外に吹っ飛ばされようが、ぜんぜん哀れっぽくないのは何故でしょう?
剣崎の顔でカッコつけてた数ページ後で盛大にブッ飛ばされてくれるあたりも、大変カッコいいです(笑)
いや…念のため言っときますが(苦笑)
オイラはそんな主人公…麟童が、大好きなんですよ。マジで。

たぶん、この場でシシリアンと決着はつけないでしょうね。
後日、しかるべき場所(リングの上しかない)で、改めて勝負することに…
あ、ならないかな…(汗) そういやディノ以外の人材に乏しいですね、シシリアン。

そういえば、1巻で。
かーなーりー無茶っつーか強引ですが。もし、あれが認められていたら。
麟童って、すでに日本のJr.チャンピオンなんですよね。
…いえ、言ってみただけです(苦笑)
もし、各国Jr.とリングで闘うなら、それかな、と。あとは世界大会くらい?(またベタな)

解説役にまわってる伊織を見てると、切ないですね。
もし「日本Jr.の再生」が実現するなら…(以下略)
…これずっと言いそうだなオイラ(汗)
さっき某大型掲示板を覗いてきたんですが、「響、復活しないかなぁ・・・」と言ってる人を見つけてマジ嬉しかったです。
同志よ!! オイラだけじゃなかったんだね(笑)
COUNT 72 【宣戦布告】03(2003.01.22)号

お前ら、まだ仲間になってなかったのかよ!?(汗)
今回、思ったことは(Tバックショックを別にすれば)これにつきます。
仲間どころか、友達以前…いや以下か…。キミらなァ。

いや、ストーリー的にはスゲェ面白いんで、ぜひこのままコイツらの経過を見守りたい所なんですが!
それとは別に、ツッコミ入れつつ、ちょっと「友情」について語ってみたいってのもありまして。

まず麟童。
助けられたら、一応は礼くらい言いたまえ(前回)。 こともあろうに「イヨリ! 手ェ出すな!」はないだろう。

そして伊織。
キミの堅物っぷりもたいそうアッパレだ。 いくら「手ェ出すな」って言われたからってねェ。
耳斬られそうになってる人がいたら、赤の他人でも止めるだろ普通。
まあ、サシの勝負は見守ってよし。けど耳斬るのは勝負じゃないよな!(笑)
敵・味方・中立問わず、他人の耳斬るヤツがいたらとりあえず止めとけ。(笑)
止めなきゃさァ、麟童に遺恨があると思われても仕方ないよ、伊織?
ああ。…そういえば遺恨はいろいろあったっけ、失礼。

…で。
伊織の堅物っぷりに麟童が逆襲〜。なんたって耳の恨みが根底にありますから(笑)
しかもこれ、逃走経路まで確保してる計画的犯行と見た。

キミら…いいかげん仲直りしろよ…。 イタリアから刺客も来てる事だしさァ。

このぶんだと嵐も、否応なくシシリアンに襲われるはず…ですが。
おーい、誰か心配してやれよ〜! 一応友達(リンリンは親戚)だろ、な!?
…うーん無理だろうなァ。(苦笑)

…あ、友情について全然語れませんでしたね今回。
響と麟童の間には、途中からたしかに友情が芽生えていたと思いますが…。クゥ(涙)

ところで伊織。そもそも石松家に何しに来たんだ…?
COUNT 73 【シーザー】04(2003.02.12)号

今回のアオリ文句が、熱くてよかったです。
「世界が、こいつを狙ってる……! 剣崎麟童!」
ジョルジュのせいで、とうとう世界に狙われる男になってしまいました。本人知らぬ間に。
あやうし麟童! 毒蛇の魔の手が伸びる! 麟童は石松を守れるか!?(←微妙に違う)

シーザーのもっこりTバックには、もう何も言わないでおきます。(←言ってるやん)
コブラで何をするかと思いきや、またもや動物虐待でしたね。一見クール(な中に、危険さを秘めている感じ)なシーザーですが、突っ走り系の嵐とやってることは同じです! 意外に気が合うかもしれません(笑)

すっかり麟童にイジメられるキャラになってしまった最近の伊織ですが。
なんだか顔が優しげになっているのは、気のせいでしょうか? 前号から、顔(主に目つき)がなんとなく響っぽい気が…。
伊織は、武士っぽくクールな眼光鋭い感じが、カッコよかったんですが。

カッコいいといえば、今回は石松ですね。
石松と麟童のほのぼのした感じが見れて、嬉しかったです。たまにこういう描写があるとホッとしますね。
…今回は感想の羅列になってしまいました(汗)まあなにせ、本編の石松がよかったスから! 言うことナシ、って感じですかね♪

そうそう、今回は巻頭カラーなので、巻末アンケートはがきに「リングにかけろ2」についての質問があります。
立ち読み派の方も今回はぜひ買って、アンケートで車田先生とリンかけ2を応援しましょう! プレステ2も当たります!
COUNT 74 【左は世界を制す】05(2003.02.26)号

小さなことですが、「リンかけ2」命! という先生の言葉がファンとしてはスゲェ嬉しいッスね。
現在連載中の、今オイラが読んで応援してる物語に、作者が「全力でがんばってるぜ!!」という意気込みを感じるってことは。
人間、いつでも頑張れるというものじゃありません。どうしてもダメな時もある。
だからこそ、今この瞬間がんばってる人は光ってるし、見てる方も元気をもらえる。
マジ…あのお歳で、これだけ熱い物語を描き続けてる先生は凄いな、と…ホント真面目にそう思いますね。

さておき。
伊織のボケっぷりがなんとも可愛いですね〜。
「我が身をもって円相図の奥義を体得せねば」
って…筆で○書いてる場合じゃないだろっての!!(笑)
頼んますよー。志那虎の息子なんだからー。また…渋かっこいいトコも期待してますんで…。

とりあえず、最もベタでありがちな予想としては
・麟童、「左ジャブしか使えない」ためシーザーにボコボコにされる!
・一菜、人質としてイタリアJr.に連れ去られている!
…ですが。
予想を「おおっ!?(燃)」という熱い方向に裏切ってくれるリン2のことです。どう転ぶかわかりません!

特に、一菜。
実はこの子、オイラ結構好きなんスけどねえ…。
大和撫子な心意気とか、天然なボケっぷりとか、成金殴っちゃうとことか。
がんばってるじゃん。(悪い意味で)古風な、御都合な女性には思えないあたり、わりと好感持ってたり。
無駄に足手まといになって、またしても女性ファンの総スカンを食らったりしたら、かなり切ないんで(笑)
…そういう展開にならないことを、とりあえず(こっそり)希望しときます(汗)
COUNT 75 【われ来り!】06(2003.03.12)号

なんだか凄くストーリー的に面白い展開ですね、ここんとこ。
ストーリー以外も…って、ここはツッコミ入れとくべきでしょうか。
伊織を倒したのは一菜でした。
恐るべし、大和撫子!!
い…伊織…。 素敵すぎるよ、キミ!!

すんません。今ちょっと、志那虎のこと考えました(笑)
伊織がもし、麟童や嵐みたいな性格の子だったら、彼もあれほどスパルタに走ってしまう事はなかったのではないかと…ちらっと。
もともと花を愛でるような心やさしい子で、真面目な性格なんだよな、伊織。後継ぎの長男として生まれて、しかも幼い頃に母を亡くした一人っ子。志那虎の期待と気負いもわかるし、伊織の頑張りっぷりもわかるけど…なんていうか、悲劇だよね(笑)

ところで一菜、「わたし本当は…」って何を言おうとしたんだろ?
やっぱ、もう家に帰れないのかなァ。まだ結婚破棄したこと言ってないとか。
麟童、なんとかしてやれよ! 助けられっぱなしじゃカッコ悪いぜ!(1回は命助けたけど…)

伊織と一菜が話してると、若侍(勘当されて浪人中)と町娘(大きな商家のお嬢様)って雰囲気ッスね。
麟童は、上様。暴れん坊将軍です。後見人が4人もいるしね!(^^)
COUNT 76 【ロシアンルーレット】07(2003.03.26)号

…とは関係ないですが。
ついに、車田先生の公式サイトが始動したようです!
おめでとうございます〜!\(^O^)/


もう、ドンの渋さについては多くの人が語っちゃうでしょうから、詳しく言わなくてもいいッスね。

石松とドン、いい大人がこんな無茶な勝負に命を賭けられるのは、単に「男意気」だけではなく、自分の命が長くないことを自覚しているからってのもあるんじゃないかな。
オイラ今、ある「敗残兵」の言葉を思い出しました。
「戦場で多くの友が死んだ。自分も死んでいたかもしれない。だから、今の自分の人生は「余生」だ」
うろ覚えですが、その人は戦後に名を成してどんな偉い賞だか勲章だかを国から貰っても、頑として辞退したそうです。
若くして散った友と、たまたま生き残った自分に何の違いがあるか。自分だけが栄誉に浴することはできない、と。
…まあ、それは別の話ですが。ちなみにこの人は日本人です。

余生。
確かにそうかもしれません。あんな凄いやつら(剣崎と竜児)と共に闘い、凄い試合に立ち会ったんスから。
けど、麟童にはそれを乗り越えて生き残ってほしいなあ。
こいつにはそれだけの可能性と生命力があると思うんですが。
それが、「親父を越える」ことにもなるんじゃないかな。
COUNT 77 【最後の硬派】08(2003.04.09)号

出た、最後の硬派!!
コアな車田ファン待望の「男坂」再びですか!? \(⌒0⌒)/(万歳!)
そりゃカッコイイはずだぜイシマツ…(^^;)


今回は、いきなりのあまりな展開に、正直ちょっと(いやかなり)ビビリました。

ド派手なコスチューム(Tバック)と、小道具(コブラ)で数々の話題を撒きつつ、
巻頭カラーまで飾り、あれだけの派手な前振り(「親父すら恐れる」/ディノ談)で登場して。
「我勝てり!!」とサブタイトルにまでなった名文句を残して主人公(剣崎の息子)に圧勝した、
超大物(予定)キャラが!!

すごく潔い使い捨てっぷりですぜ、アニキ!!

…カッコよすぎる…。マジで。
いや、まだ今後復活の可能性も充分あると思いますけどね。1の志那虎みたいに。

というより、むしろ…
あの前振りは、シーザー個人じゃなくて、イタリア編への導入部と考えた方がいいんスかね?(笑)


さっそく麟童、石松に叱られております!
微笑ましい会話に心がなごみますな〜(しみじみ)。特にドン一家が殺伐としてましたからね。
チャリンコの次にタクシーって発想がお坊ちゃまで、とってもナイスだ!
バスという発想はないのか麟童! てゆーかチャリのパンクくらい直せよ…。しかもあれ、石松家のチャリっぽいし。

何はさておき。
(ごくごく個人的にですが)天才美少年画家キボウ君(違)の今後の動向が、とても楽しみであります!!!
COUNT 78 【マリア像】09(2003.04.23)号

「画家」というのはそう来たかー!!という感じです。
そういえばイタリアは芸術の国でもあったんスよね。宗教画、大教会、ルネッサンス、etc…。
余談ですが、音楽方面では、イタリアといえばオペラですね。
いや、重厚かつ濃厚なワーグナーのドイツオペラも有名ですが(しかも好きだったり…/^^;)
ドイツ編のオスカーといい、今回のネロといい、なんだかキリスト教づいてますな〜。

エキゾチックな西洋の伝説と、燃える大和魂を持つ少年。
車田ロマンの魅力のひとつが、このコントラストにあると思いますが…。
ギリシャ神話は星矢でこれでもかというくらいやったので
多分、リンかけ2では出ないんじゃないかな〜という気がします。

うろ覚えですが、キリスト教やイスラム教のような「一神教」というのは、もともと特異な宗教体系だったそうです。
唯一絶対の神を信奉し、他宗教の神を認めない宗教。
…ええ、某大国のような押し付けがましさですね。宗教戦争が起こるのもこのせいでしょうか。
キリストの偉いところは、その厳格で狭量な「絶対神」を、誰でも平等に無償の愛を注ぎつつ見守る…いわば母親のような存在だと解釈したところだとかなんとか。(うろ覚えですので/^^;)

「B’T X」では、数学や哲学まで広がった「車田ロマン」を見せてくれました。
「信仰」という部分にも突っ込んだエピソードがあり…これも大好きですね〜オイラは。

今回の内容とは関係ない話ばかりになってしまいましたが(汗)
「車田ロマン」に登場するキリスト教(的な神、信仰、教会、牧師or神父)、すごく好きなんです。
そういった意味で、ひそかにオスカー再登場に期待していたりします〜。(^^)


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