とりあえず、どーやって作ったのか?


覚え書き


  1. ウチのKISSデータは256色のオーソドックスなものです。
    パレットは256色のものを1個使用。フルカラーではありません。

  2. 使用ツールはダウンロードデータのreadmeに書いてます。
    KISS関連は、VectorとリンクページにもあるWKPのライブラリから入手可能。

  3. アプレットはKISSLD作者えむけいさんの所からいただきました。
    KISSデータがそのまま使えるのが非常に便利ですね。
    最初は「Suesieの部屋」のアプレットを使わせていただこうと思って、これも作りました。アップしてませんが。

レシピ覚え書き


本当にメモ程度の覚え書きッス。参考まで。

  1. 原画。線のみペン入れしたものを白黒でスキャナ取り込み。
    300dpi。(←根拠はなし、適当)

  2. Photoshop Elements(←実はペンタブ買ったらオマケでついてきた)で色塗り。
    出来たら完成サイズまで縮小。
    自分の場合、「人物描いたカンバス⇒縦500ピクセル」を縮小の目安にしている。
    パーセンテージ計算は嫌い。

  3. 背景をKISSデータで使う背景色にして、インデックスモードに変換。
    この時、パレットは「Windowsシステム」を選択。
    (↑これも適当。あとから「Web」にしときゃよかった、と思ったがもう遅い。ま、いっか)

  4. インデックスに変換する時のディザについて。
    ボディのみ、ディザはパターン。
    ↑これが一番荒れが気にならなかった。印刷物に目が慣れてるせいか。
    他の物は誤差拡散(50%←これも適当)でいくことにした。
    素材感を出すために他のディザかけることもあり。

  5. 変換後。バリを取るため、いったん許容値80で背景を選択して塗りつぶす。
    もちろん完全には取れないが気休めに。
    背景色をRBGイエローにしてしまったから、黒い物の上に置くと目立つ…。
    以上でいちおう元画像は完成。

KISSデータのパレット、セル作成について。

  1. まずはパレットを作成しないといけない。
    が、どうやって作ったか忘れた。
    ようするに「Windowsシステム」の256色がそのまま入ったパレットがあればいいわけだが。

  2. たぶん…。自分の場合、たくさんの元画像をまとめて「WSVC」(セル・パレット作成ソフト)に入れたと思う。
    それぞれ1pxの線で囲った元画像を、片っ端から並べた1枚絵をBMPに変換。
    こいつを「WSVC」にブチ込む。で、セルといっしょにパレットも作成したと思うが…。
    無事に256色のKCFができてる(問題なく使えている)から、何とかうまくいったはず。
    (すごい行き当たりばったりだね、しかし…。もっと賢いやりかたがあると思うが一応書いておこう)

  3. これで、めでたくパレットが完成。
    以降、「Windowsシステム」でインデックス変換したBMP画像が、そのままの色でセル化できることになる。

  4. 「WSVC」を使ったセル作成。
    画像を1ピクセルの線で囲む必要がある。同時に多数のセルが作成可能。
    サイズ調整も自動でやってくれるから便利。

  5. 「Kedit」(KISSデータ製作ツール、256色専用グラフィックエディタ)を使ったセル作成。
    まず、前に作成したパレットを読みこんでおく。
    それから、完成サイズにカットしておいたBMP画像を読みこむ。これを別名保存でセルファイルに変換が可。
    Keditは、セルを直接ペイントして手直しができるから便利。
    サイズを変えるには、BMPに戻して写真屋を使うしかないが…。

  6. 「Kedit」はパレットの編集もできる。
    アプレットの竜児データは、元パレットから1番の色だけを「使いたい背景色」に変更してパレットを作った。
    セルに黄色のバリがあるのは…仕方ない。目をつぶろう。


多重セルの作成について。

  1. とりあえず、セル名に番号をつける規則をつくった。でないと忘れる。
    ・だいたい、メインが無番。裏地が2。袖が3で、襟が4。
    ・つまり、2番以降は下から番号をつけていく。
    ・グラブのみ、重ね順の上が無番、下が2番。

  2. 「WSVC」で分離セルを自動作成してみた。まずは下着、本体と裏地の2枚セル。
    ぱんつのセルが54枚できた。
    おかしいな、ちゃんと色を塗り分けたはずだが。
    もう一度分離パターンの絵を見直して、きっちり色分けしてもう一度やってみる。
    よかった、6枚に減ったぜ。
    …じゃねェ、欲しいのは2枚だけなんだ!なんでこうなるんだチクショー。

  3. 結局、あきらめて「サイズ固定」式で作ることにした。
    写真屋でBMPをRBGモードに戻したあと、画像を枠ごとコピペで増やす。
    元画像から裏地部分を消したあと、選択ツール⇒「選択範囲の反転」⇒塗りつぶし、で裏地画像を作成。
    再インデックス変換⇒WSVCで「表示位置オフセット」にチェック入れてセル作成、で完成。
    こっちの方が簡単で早かった…。


コンフィグ(設定)ファイルの作成について。

  1. 書式についてはVectorで手に入る、WSVC作者ひゅうさんの「KISS/GSマニュアル」に詳しい。

  2. 既存のKISSデータを参考にすれば、簡単に作成できる。特に説明を書く必要はないだろう。

フルカラーにしなかったのは


256色にしたのは、データ量を抑えるため。フルカラーだとクソ重いからです。
…ってゆーかオイラがいやなんだ。
ただでさえ企業のHPとかでフラッシュだの画像だのつかいまくりで表示に時間かかるページ、いらいらするのに。
「宣伝のために客を待たせてどうすんだ!!」
せっかちでスンマセン。個人のホムペだと全然そんな気はしないスけどね、そこは個人の趣味によるだろうし。
とにかくまあ、そんな感じなんで。
自分のホムペ、チェックするために入ってクソ重かった日には…間違いなくブチ切れます。ええ。
いわば、管理人のわがままですな。(笑)
あ、ちなみにウチの環境はADSL接続です。(それでも重い企業ページ…ダイヤルアップの客をなめていると思うのはオイラだけッスか?/汗)

そういえば車田正美先生も公式ホームページを検討されている模様ですが。
ムダにゴテゴテ重くないことを望みますよ。切に。
やっぱファンとしては、スパッとカッコいいページ作ってほしいじゃないスか。
CG漫画のパイオニア、寺沢武一先生のページはさすがに洗練されてて、溜息つくほどカッコよかったスけどね。
それとはまた違ったシンプルなカッコよさを望みます…ってこれはオイラの好みか。アハハ。

(↑2002.10.28記。その後2003年3月、待望の車田先生の公式ホームページがついに公開されました。
大変男らしい作りでファンに大好評。リンクページの「素材・企業/公式」からも飛べます)


★BACK★>>>