やりすぎました。　ご　め　ん　な　さ　い　・ ・ ・ （逃走）

剣崎はここまでキザじゃないです（たぶん）。

さておき、原作の方では。
剣崎って、実は意外とフェミニストなんですよね。
…最初の頃は、加奈ちゃんを足蹴にしたりする極悪っぷりを発揮してましたが（汗）
「フッ そんなに 深刻に 考えすぎんなよ/せっかくの かわいい顔が だいなしになるぜ」
（都大会決勝戦で、ケンザキガールズに；「1」4巻P169・文庫5巻P37）
いや、さすがにスーパースター！（笑）
河井ですら、ここまでキザなセリフは言ってない（はず）。
ファンの子には優しいんでしょうね、順さま。

心底惚れた女・菊に対しても、優しいですね。
口調は乱暴なんですけどね。（笑）
うわっつらの優しさじゃない、なんというか…。ああ、言葉って難しいな。
そういや剣崎の場合、かなりお下品な口調でも、決して品が悪くならないあたりが不思議ですね。
育ちのよさが出てるというか。
ふと、若い頃の石原裕次郎を思い浮かべたりします。ああいうタイプかな。
（もちろんリアルタイムじゃなく、レンタルビデオですよ。念のため/笑）

推測するに、加奈ちゃんに冷たいのは「親に勝手に決められたいいなずけ」ってのが気にいらなかったからじゃないでしょうか。
もちろん、加奈ちゃんも被害者なんですが。（一番の被害者かもしれない…）
剣崎から見れば「親の言いなりで、好きでもない男（自分）と結婚するような女」としか映っていなかったのでしょうか。
他に恨みでもあるのか？（笑）　加奈ちゃんに対しては、最後までひどい扱いだったよな…。
あえて言うなら…いや、これは語ると小説書けそうなくらい長くなるんで、やめときます。
確かに思いやりに欠けてたかもしれないけど、これが剣崎の精一杯の生き方なんだよ。きっと。