…個人的思い出話です。
実は、4ヶ月ほど前まで知りませんでした…「リンかけ2」が出てる事を。
偶然知ったのは、新古書店をうろついてた時ですね。
パラパラっと見た最初の印象は覚えてます。
確か、6巻の20〜21ページを見て…「おお、これは現代風にストーリー展開してる話なのかなあ」と。
ジョルジュが伊織に注射する時のセリフ「これは治療薬だ。しかし毒物かもしれん。信じる信じないはおまえしだいだ」に、進化した車田テイストを感じたというか。
過去のリンかけって、(あれだけ闘いで大怪我してるけど)ちゃんと病院で治療を受けるシーンって(後半には)なかった気がするんスね。妙に新鮮でした。
ただ…旧作ファンの心情として、そういった話についていけるか不安なので買いませんでしたが。
だいたい1巻の表紙にたまげましたね〜。妙にアニメちっくというか。
剣崎麟童って主人公の名も、カッコいいけど現代っぽさすぎて。
マジ悩みましたね(笑)「うう…。気になるけど、思い出は美しいままでとっといた方がいいのかな」と。
…で、なんでスパジャン買いはじめちゃったんだろうオイラ!?
そもそも、なんで新古書店の漫画コーナーをうろついてたかと言えば。
ある日突然、対アメリカ戦をもう一度読みたくなったんですね。いきなり。
どのあたりが…といえば、河井とか…河井とか…石松とか…河井とか………河井なんですけど、ええ。深く突っ込まないように!
とはいえ、小学生の時分に集めた「リングにかけろ」16巻(世界大会まで。それ以降はいらないと思ってた。青かったなァ/笑)は、とうの昔、中坊の頃に従兄弟だか友達だかにやっちまって、ありゃしません。
そこで、文庫版を1冊だけ買っちゃったのが運のツキ。
あとは雪崩のようにドドドォ…ッ!!!と。ひっさしぶりに全巻読み返してしまいました。
あとは、お決まりのハマリコースですね。
車田正美公式サイト(絶対あると思った)を探そうとして、検索かけてみたり。
ないらしいとわかって、残念だけど「…よく考えりゃ、らしいかも」と勝手にナットクしてみたり。
むしろ「やっぱ先生、かっこいいぜ!」とか根拠なく思ったりして(笑)
気がついたら「2」の既刊7巻まで全部そろってたよ…。
ええもちろん新刊本で! 古書店にいつまでもあるとは限りませんからね(←少し悔しかったらしい)
そんな感じですかね(笑)
いちおう言っときますと、小生は旧作からのファンとして「2」肯定&応援派です。
全盛時代にくらべて絵が多少荒れてるって(←という感想をよく見かけます) …それがいったい何!?
そんな細かいこと気にならないほど生き生きしてるキャラたちの表情、生き様。
旧作を超えてほしい…とは期待しませんし、それは違うでしょう。
…願わくば、もう少しだけ熱くバーニングしてほしい…と思っちゃうのはファンの正直な心情ッスけど(苦笑)
それは派手なバトルやスーパーブローじゃなくって…親父たちのそれを「超えよう」という若者たちの熱い生き様で見せてほしいですね。その表現としてのバトルであり、スーパーブローであり、それを見たいんだ、と。
期待してますよ…ふふふ。
…でも!
響がホントに死んじゃったら、もうスパジャン買わないッスよ!(←結局それかい)
('02.10.29 記)
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