今回を読んで、考えたこと。



COUNT 95 【地下迷路の亡霊】02(2004.01.14)号

機器不調のため、更新が大幅に遅れてしまいました。申し訳ありません。

さておき。
伊織、壁にゴン。
これは多くの車田ファンが驚愕したのではないかと思われます。
星矢やB'tではちょっと考えにくいくらい吹っ切れたギャグではないかと。
いや〜、こういう雰囲気、好きです。
しかしイヨリン、思いっきり麟童に遊ばれてますね〜!(^^;)

さて、謎満載のフランス編も佳境に差し掛かってきたようです。
最初にナポレオンが出たとき、ちらっと「これは息子の変装なんじゃないか」と思ったりもしたんですが。
まさか奥の牢から白薔薇宮へ通じる抜け道なんて…。マ、マジっすか?
いや、そう思わせといて、どう転ぶかわからないのがリン2の面白い所ですね。

クゥ、ここで3週空きですかー!!
COUNT 96 【高貴の香り】03(2004.01.28)号

「最高級のコロンの残り香のように…」
「凄まじい パワーを 秘めながらも 猛々しく なく…/ 華麗な 高貴さを 漂わせている」
クゥ〜〜〜〜!! いかすぜナポ様!!(><)
漫画で定番の「闘気」とかではなく、「オーラ」という語感がまた、ナポレオンっぽくていいですね。
本当にナポレオンがつけていたフレグランスの残り香でもいいような気もしますが、車田漫画ではやや軟弱っぽいニュアンスになってしまいそう(キャラ違いそう)ですし、この辺が妥当な線でしょう。

ともかくこれで、ナポ様が亡霊でない事は、ほぼ確定のようです。
…が、前回の伏線(実体が感じられない)があるので、まだ油断はできませんね。
もし、これが本物のナポだったら、あの伏線(消えるような去り方とか)は、どういう説明がされるんだろうか…
ちょっと心配だったりしますが。
それでもまあ、「亡霊がプラズマ現象で人を殴る」とかより、よっぽどいいです。(^^;)

漫画表現としての「現実離れ」は、派手な方が見てて面白いんですが。
オカルトネタはリンかけ2ではあまりやってほしくないですね。
なんでもアリだと逆に面白くなくなってしまうので。やはり、何かハッキリとした制限があった方が面白いと申しますか…。
バトル以外での(←ここは重要ポイント)「奇跡」の範囲は、我々が現実として許容できる範囲の、やや斜め上くらいまでで留めておいてほしい気がいたします。

それはそうと。
河井武士、復活ですね!!
もうワタクシはこの興奮をどう文字に表せばよいのかわかりません。(笑)
正直、もう今後の表舞台には出ないんじゃないかと、あきらめてましたからね〜(^^;)
えーと、何からいきましょうか。

1. ドイツ編の時のように、親世代・夢の対決が実現するのか!?
すみません。個人的にワタクシ、ヘルガと河井の殴り合いは、石松vs志那虎戦より燃えておりました(笑)
ナポはやはり「ムッシュー・カワイ」と言うのでしょうか。河井も65%くらい(←適当)の確率で「ムッシュー・ナポレオン」でしょうかね。
「ナポレオン君」では少々ゴロが悪い気がいたしますので。

2. 再登場の河井、今後の身の振り方やいかに!?
話の表舞台に再び立ったということは、立ち直ったと見ていいですね?
果たして彼は、石松のように、力を貸してくれる大人サイドに立つのか? 先代スコヘルのように、手を出さずに見守るポジションにつくのか? それとも、今回のナポのようにあえて試練を与える立場の大人に…!?
ドイツ編での彼からすれば、こっそり力を貸すポジションに来てくれそうな気もしますが…どうなるんでしょう?
特にナポレオンとのからみに、とっても期待しております!!

あとですね…。
…個人的には、「新世代日本Jr.再編」に関わる例の可能性が…(ぼそっ)
そうなんです…。
実は、1年経ってもまだあきらめがついておりません(^^;)
もしここで再び引導を渡された場合、可能性は完全にゼロになってしまいますので、ちょっとビクビクしてるんですが。
↑いいかげんあきらめろよ自分…。(涙目)
COUNT 97 【黄金伝説】04(2004.02.11)号

「帽子をとりなさい」
↑クゥ〜〜〜〜〜これに尽きますね今回は!!o(≧∇≦o)



…全然語ってねーぞ自分〜!!(^^;)

いや〜、なんかもう言うことは何もないという感じッス★
車田先生、貴公子の熱い見せ場をありがとうございます〜!!(TヘT)
COUNT 98 【風の音】05(2004.02.25)号

前回、カッコよく2人を担いで去ったナポレオンですが。
よりにもよって断頭台に置き去りはないだろ〜!?(^^;)
どうやらカメラに映らなくなったとたん力つきてその場に放り出した模様です。
薔薇の貴公子も年老いた…というより、やはり、高貴な彼の腰に食べ盛りの少年二人はキツかったのでしょうか?

しかし麟童の受難っぷりも、フランス編で頂点に達した感がありますね。
突然ですが、ここで今までの受難をまとめてみました。
ええと、特に意図はありません。ありませんと言ったら本当なので信じるように。(にっこり)
  1. あやしい薔薇の香りで眠らされ、拉致されたのが始まりで。
  2. 自家用ジェット機で、あやしい宮殿無理やり連れ込まれる。
  3. すぐさま高慢チキなお貴族様イジメられ、気絶して地下牢に囚われる。
  4. ようやく脱獄したかと思いきや、薔薇の庭園にてカマイタチ服を切り裂かれる。
  5. 幻覚作用のある薔薇の花粉で意識が朦朧として倒れ、今度は宮殿の天蓋付きベッドで目覚める。

ええと、以後もいろいろあるんですが長くなるので省略します。(他意はありません。本当なので信じるように。)
今回は、ついに後ろ手にがんじがらめに緊縛されたあげく、断頭台の露と(注:まだ消えてません)・・・。
ここまで来ると、あまりの受難っぷりに涙を誘われますね。
誇り高きスーパースターの血を受け継いだ美少年麟童に、晴れて悪夢美しき薔薇宮殿を脱出できる日は来るのでしょうか?


冗談ツッコミはさておき。(^^;)

いや〜。素晴らしい。
フランス編はパラダイスです(^^)v
よりどりみどりの美形揃いで。
色とりどりのアソートチョコ(時節がら/笑)といったところでしょうか。
三銃士の顔が出そろったんで、彼らが揃ってるシーンを見ると嬉しくなってきますね。

風の音(ね)を聴き、反響音(エコー)をたどって迷宮を抜ける。
2から加わった「絶対音感」設定による、河井ならではの特技ですが…
この美しい語感がまた、個人的にたまりませんです!(^0^)v

車田漫画を読んでて、いつも思うのは、言葉に対するセンスの良さですね。
わかりやすくて、気持ちいい語感の言葉がピタピタはまりまくってる快感とでも言いますか。

「絶対音感」なども、本来の意味とは違った使い方で、新しい解釈の設定がされていますが、
そういえば語感じたいは美しいな、とドイツ編を読んで思ったのを覚えています。
(余談ですが、車田漫画でシェーンベルクの名を目にした時が、ドイツ編で一番ブッ飛びました。こんな超マニアックな作曲家名が…^^;)

個人的にですが、今まで「絶対音感」という言葉には否定的な意味あいを感じていたので。
あれは一種の「人為的に叩き込まれた融通の利かないモノサシ」ですからね。(^^;)
もしあれば、無いよりは多少便利だけれど、邪魔になることもあるし、そう素晴らしく役に立つというものでもない。

たとえて言うなら、「絶対視覚」というものがあるとします。
これは「画家になるために」「幼い頃から訓練された」結果として身に付いた「定規がなくても、一目で物の長さがミリ単位で正確にわかる」能力です。
能力を持たない人からは「へえ〜」と感心されたりしますが、この特技が絵画的センスや技術に関係あるかといえば…?(^^;)
で、消しゴムを見ても瞬間的に「50ミリ×30ミリ×10ミリだな」とか考えてしまう。B5で裁断されたはずの紙が、0.5ミリ狂っていても気持ち悪くて仕方がない。街に出ても、押しボタンやタイルや舗石を見てまず思い浮かぶのがサイズです。しかもミリ単位でキッチリしてないと、どうにも気持ち悪い。トイレや浴室では(彼から見れば不揃いな)タイルのサイズがどうにも気になって落ち着かない。
…ずいぶんと、しんどそうです。(笑)

思わぬ方向に話がずれましたが(汗)それはさておき。
この2からの新設定、ナイスな特技だな〜と思います。
「絶対音感」という語感の美しさもそうですが、「足音をたどる」とか「風の音を聴く」とかですね。
1ではやや唐突感もあったピアニスト設定でしたが、2では「絶対音感」という新たな設定によって、美しいイメージで、かつ実戦的な役割を、無理なく付け加えているといいますか。
河井や響のキャラクター性を、さらに引き立てることに成功しているのではないか、と思います。
ファンとしては嬉しい限りです(^^)v
COUNT 99 【錆びた刃】06(2004.03.10)号

フランス編も、ボチボチまとめにかかっているような気がしました。
…単なるカンですが。(笑)

ここはごくごく個人的な感想を語るコーナーですんで、好き勝手な感想なんですが。
う〜〜〜〜む〜〜〜〜。
もうちょっと、こう…バァーンと弾けてほしいような…。
あの、伊織が迷わなかった理由が、「迷宮」に来客用の案内板が立っていた…とかですね。(^^;)
麟童が助かった理由が、断頭台がボロボロに老朽化していた…とかですね。
どうも常識的すぎる気がいたします。
まるで同人誌のオチのような…(ーー;)

かつて、1巻の巻末の作者コメントで、「青年誌における執筆のセオリー」に
「バカ野郎、関係ねえよ!」
とブチかましたアニキのお言葉に、心底しびれた記憶があります。

細かい理屈はどうだっていい。
常識を蹴っとばして、その向こうにある「熱い何か」を直球でぶつけてくる。
そこが、車田漫画の気持ちよさなんじゃないかな、と思います。

細かい話の辻褄なんかどうだっていい。
もっと、バァーンとはじけてくれよアニキ!!

…というのが、ときどき感じる正直な心情だったりします。
COUNT 100 【初めてのサムライ】07(2004.03.24)号

例のアレ。
少年誌連載だったB't Xの方が派手でしたね〜。
SJはいちおう青年誌なのに。(笑)

ナポ様と河井先生はどうなったのか、とても気になっております。

それと、実はひそかに気になってたんですが。
西の白薔薇エンペラーって、今後登場するんでしょうかねえ…?
COUNT 101 【激闘】08(2004.04.14)号

誇り高きスーパースター・剣崎の息子、薔薇に包まれて死す!?

血しぶきをあげ、花園に倒れ伏す美少年(?)!! 派手だー!!(大喜び)
これぞ車田漫画の神髄!(←何か勘違いしてます^^;)
こんなに見所満載でいいのでしょうかフランス編〜!!

…すっすみません一人で盛り上がってしまって。いつもの事ですが。(^^;)

麟童、今回はなんだか余裕がありそうな感じですが(^^)
あとでダメージがきて動けなくならないか、ちょっと心配だったり。
ここでバロンに手こずってたら、エンペラーをぶっ飛ばす日は遠いぞ!!

そしてナポ様と河井先生はどうなったのか、前回に引き続いて非常に気になっております。


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