私的シックス考〜ハッカーズ・プレイ日記


9.『悪魔全書2』サウンドノベルの事など…



まあ、むやみに正義感が強いってのもハタ迷惑ではあるんだけど。
ユーイチ(本編)も、ランチ(全書2)も被害こうむってるしなー。
45口径振り回して、イキがってるヤツどこが正義感!?」と言われちゃ仕方ないんですが(汗)

いや〜、詭弁を承知でフォローしてやるか…味方が誰もいないんじゃ、かわいそうだしな…ってこればっかだけど。
ま、惚れた弱みっつーか、ココはそういうコーナーですんで(笑)
「詭弁はいーよ」って大人の方は、また飛ばして下さいませ。



「全書2」知らない方のために、簡単な説明を。
付属のサウンドノベルで、スプーキーズ結成にまつわるエピソードが入ってまして。(プレステ版では未発売なんで、あまり気にしなくてもよい話だと…・笑)
ちなみに、ココでは
  • シックスの問題行動(笑)。
    ランチに向かって発砲した後、『静かにしなよ、ゴキブリ』発言。

  • スプーキーと、シックスの会話率が異様に高い。
    スプーキーズ外でも付き合いあるんじゃないの?って疑うくらい(笑)
  • この部分だけ押さえとけば、まあよろしいんじゃないかと…。



    このサウンドノベル中の、迫真悟(16)くん。
    完全に銃刀法違反ですね。
    「ハッカー取り締まる前に、コイツを取り締まろうよ」って話は、よく聞きます。
    オイラも賛成!
    危ないって!!密かにコレクションしてるだけならまだしも、街中(たぶん倉庫街だけど)で発砲しちゃヤバイって!!

    武器を振り回す事の、意味と怖さを分かってない。
    そういう危うさを感じます。
    天海市の陰謀を相手取るのに『機械より、武器を揃えた方がいいんじゃない?』って言葉が、端的にその危うさを表してますな。 直後、スプーキーに『スプーキーズの目的は、戦争じゃないんだ』って、たしなめられてますが。

    …ホント、ここはフォローの余地ないな、全く…。
    ま、まあ先へ進みましょう…。(ニッコリ)

    衝撃的な(笑)『ゴキブリ』発言に至る経緯を、オイラ的に検証してみたいと思います。



    あれはねー、ユーイチの言い方がイケなかったのでは…。
    無法者ハッカー二人組(恐い顔のドレッドとアフロ・笑)に、かよわい善良な女の子(ヒトミちゃん…・笑)が誘拐、拉致された!”
    とか、大騒ぎしたんじゃないかと…。

    たぶんね、話を聞いたシックスの第一声
    「ケーサツ行けばぁ?」
    (注:おもいっっっきり他人事〜って感じの口調でね)
    …ありそうでしょ、アハハ。

    警察じゃダメなんだ、って力説したろうね、ユーイチは。
    警察呼ぶと、ハッカー(=犯罪者)である主人公まで、ヘタすりゃ一緒に捕まっちゃうし。
    あんなヤツら野放しにしてたら、オレたち無関係なハッカー(善良な一般ハッカー?)までヤバくなっちゃうよォ!!」
    と、そこで天海市内不良少年ハッカーズ(笑)としての仁義を説かれでもすりゃ、単純なヤツとしては放っておけんでしょう。
    自分にも降り掛かってくる問題だからね。)

    「それで拳銃がいるんだな!?よし、おれが一肌脱いでやろーじゃんっ!」
    おれのウデを見込んでの依頼か…なんて、仕事人気取りで得意満面。
    そのうえ、
    「スゲー! オレ、本物の拳銃って初めて見たよ! カッコイイ!
    とか、あの目を輝かせたユーイチスマイルで言われた日には…
    コレクターって、自分のコレクションを誉められると弱いんだよ)
    …ぷぷぷ。舞い上がっちゃったんだね、単純だから。



    マジで発砲する気があったかどうか。…これも、疑問ですな。
    高架下とか、目立たない場所で試し撃ちくらいは、普段からやってそうだけど。

    ここもオイラの想像(妄想)ですが。
    主人公が動きを見せるまで待機してて、いざという時に「動くな!」って、やりたかったんじゃないでしょうか。楽してカッコイイとこ見せるっつーか。
    ところが、その前にランチに気付かれちゃったんでしょうな。
    そりゃ目立つでしょう、あの色彩じゃ。全身白と、黄と黒のシマシマ!(爆)

    「何やってんだ、お前ら」
    振り向いて、立ちはだかるランチ
    これはビビりますよー。背も高いし、あの風体
    おまけに、自分達も濡れ衣で逃げ回ってて頭に血ィ上ってますからね。
    「ガキの遊びに付き合ってるヒマねぇんだ!」とか凄んだ可能性、大いにあります。
    シックスのヤツ「ヤベッ!!」と思ったでしょうが、後ろにはユーイチ君の期待に輝くまなざしが。これは、逃げられません
    「バカにすんなよ。オモチャかどうか、よく見てな」
    ってんで、バーンと威嚇射撃しちゃったんじゃないかな〜…というか。

    そりゃビビリますよランチは!!
    いきなりワケわかんない奴らにつけられて、「何だ」って言った途端に発砲されちゃあ!
    そして、相手がビビったのを見るなり、急に強気になるシックス
    なんせ相手は
    信号機の誤動作、バンク侵入など悪事を重ねた上に、ハッカーに向けてウイルス流し込んだ挙句、無関係の女の子を誘拐した”(ユーイチ談)
    ような、とんでもねぇ悪党ですからね(笑)遠慮はいりません。
    そりゃ『ゴキブリ』でしょうとも、ねえ…。(苦笑)
    (注:いくら悪党でも、人に銃口を向けちゃイケマセン。)



    で、あとでよく事情を聞いてみりゃ…ちょっと(大分?)違ったわけで。

    「何よ〜。それじゃおれ、まるっきりアホみたいじゃん? っつーかおれ、みんなにアブナイ奴だと思われちゃってるわけ!?」
    (「違うのか?」とツッコまれても仕方ないってばさ!)
    舞い上がってた自分が、急に恥ずかしくなるという。客観的に自分の行動を振りかえって、恥じる理性はあるんだね。

    そこで「元はといえば、アイツのせいで…
    大恥体験に赤面するあまり、ユーイチに八つ当たり
    …で。『まったく、変な奴につかまっちゃったよなぁ』
    なんじゃないかな、と。
    今さらごまかしたってねぇ…。みんなアンタの“ヤバそうな奴”って印象の方が、ユーイチの印象よりずっと強烈だっつーの!



    またフォローにならなかったよ…。しょうがないなぁ(爆)

    ま、銃刀法違反の件ね。
    あれ、多分ハッカーズの舞台設定
    近未来、アメリカ的社会状況に近づいた都市」を想定してるからじゃないか、と思いますが。
    未成年でも指名手配されちゃってるしね。
    たぶん、銃の所有権が解禁されてたり。(これだけは、将来ありえないと思いますけどね。) …で、高校生が学校で乱射しちゃったり、とか。

    そういうニュース見てシックスのヤツ、呟いてそうですね。
    「バカが…。銃のホントの使い方は、そんなんじゃねぇっての」
    とか。自分の事は棚に上げてね。

    まあ、それもまた、あくまで私的な想像なんですけれども…。



    でも、あのサウンドノベル、ちょっとオイラには解りづらかったッス…。

    『スプーキーズの存在自体が、情報社会の落とし穴』って…???(汗)
    主人公は解ったんだね、頭いいや。さすがハッカー。でも
    『解散が目的のハッカーグループって事さ』
    せっかくの助け舟ですが…まだわかんないよ(冷汗)
    『それって、自分達を否定してるんじゃ…』
    すんません、オイラ頭悪いんで…(脂汗)

    どなたか、わかるように説明して下さる方、いらっしゃいましたら、教えていただけると助かります
    …いやあ、本当にわかんなくてさあ…。教えてプリーズ!



    長くなっちゃいましたが、無理矢理つめこみました。本編じゃないしね(苦笑)
    次回は本編に戻って、エリカ戦前後の考察です。

    (続く)



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