今回を読んで、考えたこと。



COUNT 79 【デッサン】10(2003.05.14)号

ネロの必殺パンチってどんなんだろう…と考えてみて、気付きました。
リンかけ2では新スーパーブローが滅多に登場しないという事実に!
今までの所、両腕でSRTの「雷光明王流転拳」と「影道回生覇」くらいじゃないでしょうか、ひょっとして。
う〜む。

逆に言えば、2では「スーパーブローの存在に重みが増した」とも言えますな。
1では必殺ブローの応酬でケリがついていた所を、2ではキャラクターのバックグラウンドを描くことで補っている。
ストーリー重視の方向にある、という感じでしょうか?
COUNT 80 【プロポーズ】11(2003.05.28)号

ところでネロくん。
イタリアとはいえ聖母の裸体を描いてもいいものなんでしょうか?(汗)
オイラ勉強不足でよく知らないんですが…。
宗教画でも、聖人やキリストの半裸はよくありますが、聖女はあまり見ない気がいたします。
しかもマリアさまですからねえ。

もし、宗教的に公序良俗としていささかよろしくないのであれば
たしかにすごい天才だ、ネロ少年!!
そんなキミが大好きさ☆(はあと)

すんません…ネロのファンってあまりいないでしょうね〜他には…(^^;)
COUNT 81 【絵の中へ】12(2003.06.11)号

最初にひとこと。
「タコ坊主」に慕われる麟童、立派に石松の後を継いでるぞ! Goo〜d!!!!
…失礼いたしました。

とりあえず、黒幕の可能性を予想してみました。

1.ゼウスJr.など、ギリシア関係者。
  …強力にオカルトが出たんで、この線も可能性ありかな、と。ただ、動機がやや薄いですね。

2.ジャコビニ。もしくはその新パトロン。
  …よからぬ企みをしている黒幕に拾われ、ちゃっかり参謀におさまっているジャコビニとか。

3.オスカー。もしくはその関係者。
  …ジーザスの血縁者を押し立てて、よからぬ企みをする黒幕登場とか。

4.フランス人。
  …なんでやねん、というツッコミはナシでお願いします。いや、まだ登場してない国だし〜。

5.新キャラ登場。
  …これは全く予想がつきません。

けど、殺し屋を雇うくらいだから「黒幕がJr.(少年)」ってのは考えにくいですね。
(いやまあ…車田漫画だから何があっても不思議じゃないですが!)
「ジュリアーノ一家を襲う動機」って何なんでしょうねえ…???
マフィアの抗争とか、ドンパパに恨みがあっての事なら、まあわかるんですが。
ネロの「魔術」的な力を欲しがっている、よからぬ企みをする黒幕とか…
あ、スカウトしたいんなら襲ったりしないか。ううむ。

それにしても、今回もある意味ビビりました。
ドイツ編は(そのお国柄で)科学の戦い。イタリア編はオカルト中心…って感じですかね?

オカルトがありなら、響カムバック…(と一応言ってみる)。
COUNT 82 【黒幕】13(2003.06.25)号

えっ、シーザーが黒幕ですか!? …これは全く予想がつきませんでした。
(…って、まだ確定したわけじゃないですが。まだね)

ひょっとして、ドンパパと一緒に撃たれたのはカモフラージュだった、とかいうんでしょうか?
実はシーザーは防弾チョッキを着込んでいた!!
とか?
でもって、シーザーは見舞客が帰った途端、おもむろにベッドから起き上がって
病室に持ち込んだコブラと特訓していた!…とか。

秘書  「…シーザー様、ディノ様が面会に見えました」
シーザー「な、なにい!? 早くコブラを隠せ!!
秘書  「ですが、どこに…?」
シーザー「くっ…ベッドだ! ベッドに隠せ!」
秘書とともにシーツにコブラを放り込み、あわててそのベッドに横たわるシーザー。
ちょうどその時、ディノが病室のドアを開けた。

沈痛な表情で、重態の弟に話しかけるディノ。
ディノ 「シーザー… 具合はどうだ?」
シーザー「オ…オレは…もうだめだ…
    (アニキ、昨日も来たんじゃねえか? いいから早く帰ってくれ)
ディノ 「気弱なことを言うな。おまえらしくもない」
シーザー「う…」
    (…や、やばい! コブラが!!)
ディノ 「ネロが、イタリアに帰ってくるそうだ…」
内紛のことを話していいものか悩みつつ、心配そうに言葉を切って、長〜い間をおくディノ。
シーザー「…そ…そうか…」
    (わかってんだよ、おまえらが無謀にもネロの奴とドンパチやってる事は! うあっ、シーツ越しに動いてやがる!)
ようやく、額に冷や汗を浮べる弟の容態を気遣って、ディノは立ち去りかける。
    (よ、よしっ!)
ディノ 「シーザー、気をしっかり持てよ」
シーザー「…うう…」
    (クッ…ぐずぐずしねえで、もう帰れ!)
ディノは、病床の弟に背を向けた。
事件への憤りと、弟を心配する情を心に秘めた後姿には、父譲りの渋い哀愁が漂っている。
ディノ 「……」
シーザー「……(とっとと帰りやがれ!!)
そのまま、ディノは黙って病室から出ていく。
シーザー「くっ…!」
コブラを刺激しないように、そろそろとシーツから足を抜こうとするシーザー。
…と思いきや、ディノがおもむろに振り返った。
あわてて元通りに横たわるシーザー。

ディノ 「…また、来るからな」
シーザー「…あ…ああ…」
    (もう来るな!! このクソ兄貴ー!!!)

…てな場面を、想像してしまいました。

ところで、嵐。
武者修行で世界放浪の旅とかやっててくれないッスかね〜。
元気なヤツが麟童だけなんで、最近ちょっと淋しいッス。
COUNT 83 【新しき首領】14(2003.07.09)号

先代のドンパパ、(やはりというべきか)イタリアの城戸翁だったことが判明いたしました。
シーザーのヤツも、いろいろ苦労してたんだなぁ〜、とか。
シシリアン ダンディって1千人もいたのか!!とか。
(構成人員1千人の愚連隊って…かなり凄くないスか…?)
あと、前から気になってたことをひとつ。
シシリアン ダンディ ってことは…奴らシシリー(シチリア)島出身で、本宅もそっちかと思ってましたが…
バチカンから、さらに飛行機か船(ブルータスと楽しく二人旅〜♪)で本宅へ向かったんでしょうか?
それとも、パパの代で本土(って言い方でいいのかな/^^;)へ進出してきたのか…?
ドイツ編では、ベルリンとはっきり土地がわかっていたので、いろいろ推測する楽しみがあったもんスから。
イタリア編も、ネロのアトリエやジュリアーノ邸がどこにあるのか、知りたい気がします。
今回はやはり、背景の町並みが今まで(ドイツ)と違う雰囲気だったあたり、わくわくしましたね〜。

あと、イタリア関係でわかりやすいページを見つけたんで、リンクはっときます。
リンかけのいいとこは、こうやって今まであまり興味なかった国のことも、つい知りたくなるあたりかな〜…って、ひょっとしてオイラだけ?(^^;)

メディアビジョン・オンライン・イタリア(http://www.mediavisionproductions.it/)
現地のテレビ製作会社のホームページだそうです。日本語ページがあって、かなり詳しい情報が見れます。


個人的には、シーザーはあれくらいで死なないと思いたいなァ…。頭は無事に焼け残ってたし。(^^;)
でもまあ、あの分じゃ再起は不能でしょうけどね。
COUNT 84 【幻の左】15(2003.07.23)号

巻末コメントから察するに、やはり舞台はシチリア島のようです。
ところで、前回の感想でリンクをはったイタリア情報サイトですが、小生の環境(Windows、IE5.5)で、「マフィア」のページが見えません。Netscapeだと見えるんスけど。
一応、改善希望する旨の感想メールを送ったんですが、まだ直っていないようですな。

なんだか、今回は紙面に漂う気合が違いますね。バリバリです。
な〜にが☆いつでもシェスタ(ニコちゃん)なんスか、先生〜!? (大喜び♪)

で、幻の…アレ。
フックじゃないから、スクエアーでしょう。多分。
名前は「ブーメラン ジャブ」? それとも「スクエアー ジャブ」かな?
威力が二乗のジャブで、スクエアー ジャブとか…ありそうですね、ええ。
ジャブがスクエアー、右ストレートがGM。
この分だと麟童、ちゃんとボクシングをやったら無敵じゃないスか!
で、予測するに、フックはもちろんブーメラン、左ストレートがテリオスかな?
いや…フックがテリオスで、左ストレートがファントムという可能性の方が高いか。
アッパーは、もちろんウィニング・ザ・レインボー。 (これ、英語で表記してくれるとカッコイイですね)
じ…実に、末恐ろしい。
あっ。
やばいよ(今んとこ、最大のライバル候補の)ザナドゥ!!
キミも早く何かスーパーブローを身につけとかないと!(笑)

いや、今回はホントに面白さを堪能させていただきました。
次回、(ようやく)SJに載る予定らしい「REAL」の方も楽しみッス。
COUNT 85 【ファントム】16(2003.08.13)号

ファントムでしたね!

しかし、あのスクエアーを彷彿とさせる演出の数々…
「シシリアン雑魚・壁に貼りつく!」「ミットがボロボロに!」これはひっかけでしたねー。
見事にひっかかっちまいましたよ、ええ。(^^;)

それはさておき。
これで、竜児のブローが「伝説の中だけの、本当の幻」になってしまったんだな〜と思うと、悲しいですな。
まあ…竜児のブローまで継いじゃったら、ずるいほど麟童が強くなりすぎちまいますしね。
「ジャブの変化形」というより、「左に眠っていたものが目覚めた」と言った方が近いのかな?
左を集中練習するうちに、左腕に秘められたポテンシャルが目覚めた…! という感じでしょうか。
次号こそ、ネロが思いっきりぶっ飛ばされる所が見れるかな〜。(^^;)

今回の見所は、やはり。
堅気(一応…)の画学生コーザ ノストラ!
ここはインパクトを評価してネロ選手に芸術点を追加したいところですな!!

しかし、麟童のヤツ、すごく丈夫ですね。不死身さ加減は嵐といい勝負かもしれません。
急所にコーザ ノストラを食らって、まだ立ち上がってくるし!
てことは…ネロのCNより、ディノのCNの方が強力なんだろうか?
さらに強力なのは、シーザーの「我勝てり」だよな…。
麟童が一発で気絶するダメージもだけど、なにより飛距離が。(^^;)

ええ、ネロ坊は非力なぶん「知り尽くした人体の急所への攻撃」でパンチの威力を増していると解釈してオッケーでしょうか!?

ところで「REAL」って、不定期連載なのかな?
高山選手、もうちょっと若いと思ってたよ。意外に年上で驚き。
COUNT 86 【ぼくの女に手を出すな】17(2003.08.27)号

車田先生には珍しく、長いサブタイトルですな!
今回はイタリア編決着、そして単行本ラストに来る予定の話ですね。

実は初読した時、徹夜明けの旅行で青息吐息の状態だったんですが(^^;)
いちばん印象に残ったのは、ラストページ1コマ目のネロの表情でした。
「その時こそ こう 言いたい/ぼくの女に手を出すな …ってね」
お高くとまった系(いけすかないヤロー系)の、やや親愛の情を込めた不敵な微笑というんでしょうか。
リン1の、仲間になる以前の河井の雰囲気を、ちょっと思い出したりしました。
この後の麟童の表情も、なんとも言えないイイ味を出しておりますな〜♪
ビバ貴公子!!

…で、読後の第一印象。
「えっ、決着しちゃったの…?
てゆーか…結局ガキのケンカだったんかよー!(笑)」


いささかワイルド過ぎるガキのケンカは「リンかけ」の真骨頂。
…ではないか、とオイラは勝手に思ってますが、いかがなもんでしょう?
まあ、この辺はまたフリートークでじっくり語ってみたいと思います。

ところで、あのファントムですよ。
剣崎のファントムに「何か」がプラスされた、麟童独自の新ファントムだったらいいな〜。
…と、ひそかに今後に期待。

麟童が、左ジャブだけで100人抜き⇒アトリエ殴り込みが出来たのは、毎日のランニングでスタミナを鍛えたおかげも絶対あるでしょうね!
「麟童 早く帰ってこい」
石松のあったかい笑顔がまた、よかったです。
よかったな麟童、ちゃんと帰るところがあって!

「ガキのケンカ」考と、あとネロ坊について…
いろいろ考えたけど語りきれなかった事もあるので、続きはフリートークへ。


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